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フォイリッヒ(Feurich・独ライプツィヒ発祥)ピアノの買取相場と高く売るコツ

フォイリッヒ(Feurich)は1851年にドイツ・ライプツィヒで生まれた名門です。ただこのブランド、戦前のライプツィヒ製の名器と、現行のウィーン拠点+中国・寧波製 では、同じ銘板を持ちながら評価の物差しがまったく別になります。売る側にとって「いくらになるのか」の答えが一本に定まらないのは、この複層性があるからです。まずあなたの個体がどちらの世代かを見分けるところからお伝えします。

フォイリッヒの買取相場の考え方
上限目安 約30万円 (確かな国内の取引点が1点のみのための上限目安。世代・生産地・状態で大きく動くため、正確な額は要査定)

中古売値1点を係数0.4で買取換算・2015-05時点。状態・年式・地域で変動し、下限を保証するものではありません。

フォイリッヒってどんなピアノ?(独ライプツィヒ発祥の老舗)

フォイリッヒ(Feurich)は、1851年にユリウス・グスタフ・フォイリッヒがドイツ・ライプツィヒで創業したピアノメーカーです。ドイツで初めてアンダーダンパー・アクションのアップライトを作ったメーカーとされ、戦前は ザクセン王室御用達として、当時のドイツの「五大メーカー」の一角に数えられた歴史を持ちます。「世界トップ」と謳うような派手なブランドではありませんが、ドイツの中堅〜上位メーカーとして、確かな技術で評価されてきた一台です。

音作りでも独自の工夫があります。フォイリッヒには 「ペダル・アルモニーク」(Pédale Harmonique)という4本目のペダル があり、これはソステヌートの逆の発想で、踏んだ後に弾いた音「以外」のダンパーを上げて倍音や共鳴を作る独自機構です。2011年に特許化され、現行のグランド・アップライトに搭載されています。現行の122-Universal が2007年に Diapason d'Or(ディアパソン・ドール) を受賞するなど、いまも欧州ブランドとして一定の評価を保っています。

いちばん大事な見分け方 ── あなたのフォイリッヒは「戦前ドイツ製」?「現行(中国/ウィーン製)」?

フォイリッヒを売るうえで 査定額を最も大きく左右するのが、製造された世代と生産地 です。同じ「フォイリッヒ」でも、戦前ドイツ製と現行とでは、まったく性格の違うピアノだと考えてください。これはこのブランドならではのポイントなので、少し詳しくお伝えします。

フォイリッヒは長い歴史の中で生産地を大きく移してきました。1851年から戦前まではライプツィヒ(ドイツ) で作られ、戦後に一族が西ドイツへ移り、1995/99年にグンツェンハウゼンへ。2003年からは 中国・寧波(ニンポー)のハイルン(Hailun)社と提携して生産し、2012年にはウィーンのヴェンドル&ルング社が商標を取得して ウィーンが統括・製造の大半は中国という体制になりました。さらに、創業家の子孫は商標を手放し、別ブランド「J.F.」名義でドイツ製の手工品を少量だけ作っています。

つまり、あなたの一台が 戦前ライプツィヒ製のヴィンテージ名器なのか、現行のウィーン拠点+中国・寧波製なのかで、評価される文脈が変わります。戦前のドイツ製は、音色や骨董的な価値を狙う修復需要のある世界。現行は、欧州ブランドながら手の届く価格を実現したコスパ路線として中古に出回ります。どちらが上・下という話ではなく、評価の物差しが別なのです。

世代の見分け方:銘板(メーカー名のプレート)と製造番号、そして 製造地の表記を確認してください。"Leipzig" や "Germany" の刻印があれば戦前〜ドイツ系、"Ningbo"/中国製や現行の型名(123 など)なら現行世代です。アップライトの製造番号は天屋根(上前板)を開けた内部フレームの刻印で読めます。なお創業家の手工品は別ブランド「J.F.」名義なので、フォイリッヒ銘とは別系統として扱われます。

型番・状態別の買取相場の目安

国内で確認できた中古「販売」価格(戦前1925年製・独ライプツィヒ製・全弦/全ハンマー交換の完全修理済の上玉、¥75万税別)を係数0.4で買取換算した上限の目安です。確かな点が1つのみのため幅は示せず、世代・生産地・状態で大きく動きます。
状態/型番の例買取目安
アップライト(戦前ドイツ製・整備済みの上玉)上限目安 約30万円

※ この数値は、整備済みの店頭再生品(売値)からの買取換算で、楽器として使える状態での上限の目安です。確かな取引点が1つしかなく、未整備の個体や状態並みのものはこれを下回ります。現行(中国/ウィーン製)は出回る数も性格も異なり、確かな中古の価格点が取れませんでした。最終的な額は世代・生産地・状態で大きく変わるため、一括査定で実機を見てもらうのが確実です。買取がつかず有料の引き取りになるのは、鍵盤が戻らない・内部の腐食やカビ・火災や水害・響板やフレームに大きな損傷がある場合です。戦前ドイツ製は年代が古いぶん経年の傷みが査定に響きやすいため、自己判断で値段を決めつけず状態ごと査定に出すのが得策です。

少しでも高く売るコツ

注意:ネット査定額が当日に減額されたり、出張・運搬費が後から請求される例もあります。複数社の一括査定で相場観を持っておくと、当日のトラブルを避けられます。査定額が業者でバラつく理由は査定額が業者でバラバラなときにもまとめています。

ライプツィヒ生まれの銘を、正当に評価してもらうには

フォイリッヒのような、戦前ドイツ製か現行かで価値の物差しが変わるドイツ製ピアノは、その世代と価値を分かる業者とそうでない業者とで、買取価格が大きく変わります。「聞いたことのない古い輸入ピアノ」としか見ない業者に当たると、1851年ライプツィヒ創業・ザクセン王室御用達という歴史が評価に乗ってこないことがあります。そこでおすすめなのが、ピアノの一括査定を利用すること。お住まいの地域で、あなたのフォイリッヒを一番高く買ってくれる業者がすぐに分かります。複数社へ同時に依頼でき、連絡はメールで受け取れます。気に入らなければキャンセルも自由です。まずは下記から確認してみてください。

高値の買取りを実現する3ステップ:① 簡単なフォームでサクッと一括査定を申し込む ② 各社のメール返信をみてじっくり検討 ③ 気に入った業者に連絡して査定依頼。このサイトなら安心して使えて、査定の対応も大満足。 おすすめの一括査定サイトはこちら!

フォイリッヒを一番高く買う業者が、無料査定ですぐ分かります。

フォイリッヒの素性:フォイリッヒ(Feurich)は1851年ライプツィヒ創業のドイツのピアノメーカー。ドイツで初めてアンダーダンパー・アクションのアップライトを作ったとされ、戦前はザクセン王室御用達で当時のドイツ「五大メーカー」の一角だった。独自機構「ペダル・アルモニーク(4本目のペダル)」を持ち、現行の122-Universal はDiapason d'Orを受賞している。査定で最も効くのは世代と生産地で、同じ銘でも性格が別物:戦前のライプツィヒ(独)製は音色・骨董狙いの修復需要の世界、現行はウィーンのWendl & Lungが商標を統括し製造の大半を中国・寧波(Hailun)が担う欧州ブランドのコスパ路線。創業家の子孫は商標を手放し、別ブランド「J.F.」でドイツ製の手工品を少量生産しており、フォイリッヒ銘とは別系統。新品は現行アップライトで約95万〜117万円。製造番号は天屋根(上前板)内部フレームの刻印で確認でき、銘板の製造地表記(Leipzig/Germany か Ningbo/中国製か)で世代を見分ける(出典:feurich.com公式History、Wikipedia(日/英) Feurich、merriammusic、piano-kakaku、melaniespanswick)。

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