相続したピアノ、売るか処分か——もめずに、損せず手放す順番
親が遺したピアノ、弾く人はもういない。でも形見だと思うと処分も気が引けるし、きょうだいもいるから勝手には決められない——相続でピアノが残ると、たいてい誰もがここで手が止まります。先に、いちばん大事なことをお伝えします。
- 古くても大きな傷みがなければ 値が付くことは珍しくない。買取がつけば、処分費が浮くどころか分けられる現金になる
- ヤマハ・カワイはもちろん、国産メーカーなら昔のピアノでも買取対象になりやすい
- 順番が大事 — 先に買取で確かめて、それから売るか残すかを家族で決める。遺品整理にまとめて出すと、売れるピアノまで処分費を払って手放しがち
相続したピアノは「相続財産」になるの?
まず気になるのが、ピアノが相続の対象になるのかどうか、ですよね。ピアノは家具などと同じ動産なので、形のうえでは相続財産にふくまれます。とはいえ身がまえる必要はありません。
相続での評価は、買ったときの値段ではなくいまの中古としての実勢で見るのが一般的で、よほどの名器でなければ金額はそれほど大きくなりません。だからこそ実務では、現物のまま分けようとするより、売って現金にしてから分けるほうが圧倒的に楽です。一台のピアノを三人で分けることはできませんが、買取額なら綺麗に分けられます。まず買取でいくらになるかを把握しておくと、遺産分割の話し合いがそのまま進みます。
きょうだいで揉めないには、どう進めればいい?
相続したピアノでいちばんあとを引くのが、「誰かが勝手に処分した」というしこりです。お金の多寡より、一言あったかどうかで気持ちが変わります。手放す前に、次の順で進めておくと安心です。
- まず相続人みんなに一声かける … 「欲しい人・残したい人がいないか」を先に確認する。これだけで後の行き違いはほとんど防げる
- 値段を共有してから決める … 「タダで捨てる」より「いくらで売れる」が分かると、残すか売るかの合意が取りやすい。感情論になりにくい
- 売ると決めたら代表者を一人 … 査定や引取の窓口は一人にまとめると話が早い。型番と状態の写真を共有しておけば、離れて住むきょうだいとも相談できる
思い入れのある一台なら、無理に売らず誰かが引き取るのも立派な答えです。ただ、置き場所や、弾き続けるなら調律のことまで考えて決めたいところ。「いくらで売れるか」を知ったうえで残すかどうかを選ぶと、どちらに転んでも後悔が残りにくくなります。
遺品整理にまとめて頼んでも大丈夫?
相続の片付けでは、遺品整理や不用品回収にまとめてお願いすることも多いですよね。早く片付くのは大きな利点ですが、ピアノに関してはひとつだけ注意があります。
遺品整理・不用品回収は基本的に処分を前提にしたサービスなので、本来なら値が付くピアノも、まとめて運び出されて処分費の対象になりがちです。ピアノは型番で査定を取るのがネットで数分、引取の段取りも数日〜で組めることが多いので、回収を頼む前に、ピアノだけは売れるかどうかを先に切り分けておくのが結局いちばん損がありません。買取がつかなかったときの処分の選び方はピアノの処分方法と費用に、遠方の実家を片付けるときの段取りは実家のピアノの処分にまとめています。
何を調べておけば、査定がスムーズ?
判断の材料になるのは、年式そのものより型番(メーカー名・機種名・製造番号)と状態です。これさえ控えておけば、現物に張り付かなくても金額の見当が付きます。
- 鍵盤が戻らない・ペダルが効かないなど、明らかな故障がある
- 内部に広範囲のカビ・サビ、虫食いがある
- 火災や水害にあっている
- 製造からおおむね60年以上が過ぎ、極端に古い
上のような状態だと買取はつきにくくなりますが、それ以外なら過度に心配は要りません。メーカー名は鍵盤蓋の内側、機種名・製造番号は屋根蓋を開けた内部に書かれていることが多いので、片付けのついでにメモと写真を残しておくと、そのまま査定に出せます。
形見のピアノを、もめず・損せず手放すために
相続したピアノは、形見の重みや、きょうだいそれぞれの思い、片付けの期限が重なって「もう処分するしかない」と思い込みがちです。でも、遺産として手取りを左右するのは古さより、そのピアノにいくら値が付くか。そこでおすすめなのが、ピアノの一括査定を利用すること。型番を入力するだけで、無料で複数の専門業者にまとめて見てもらえるので、いちばん高く引き取ってくれる先が一目でわかります。あらかじめ審査を通った信頼できる業者だけに絞られていて、連絡はメールでもらえるので、相続の手続きで忙しい時期でも煩わしい電話対応は要りません。気に入らなければキャンセルも自由ですから、まずは下記リンクから、形見のピアノに今いくら付くのかだけでも確かめてみてくださいね。
