イースタイン(東京ピアノ工業)ピアノの買取相場と高く売るコツ
「廃業したメーカーだから、もう値が付かないかな」と思っていませんか。イースタインは宇都宮の工場で職人が一台ずつ手作りした本格国産。1990年に廃業したからこそ現存個体は希少で、今も探して求める愛好家がいます。状態しだいで、ちゃんと買い手がつきます。
中古の販売価格2件から買取額に換算・2022年7月時点。楽器として使える状態での目安です。修理で生き返らないほど傷んだ個体は値が付かないこともあります。
- 東京ピアノ工業(本社・東京/工場・宇都宮)が手がけた手作りブランド。ブランド名は EAST(東京)+STEIN(スタインウェイを連想) の造語
- 大量生産が当たり前になった1970年代も手作業を貫いた 希少メーカー。1990年に廃業したからこそ、価値の分かる業者とそうでない業者で買取差が大きい
- ブリュートナーを範とした B型、ベーゼンドルファーを範とした T型 など独自の音作り。手作りながらグランドも製造した技術力。状態の良い個体ほど評価される
| 状態/型番の例 | 買取目安 |
|---|---|
| ブリュートナーを範とした上位機(B型・良年式) | 15〜21万円前後 |
| 標準的なアップライト(C型 等・並品) | 数万円〜7万円前後 |
| 年式の古い並品・要整備 | 数千円〜数万円 |
| 著しい不具合あり・腐食やカビ・搬出困難 | 0円〜有料引取 |
※ 整備済み(オーバーホール)の中古「販売」価格は、B型で60万円台、C型で20万円弱と高めに出ますが、これは整備・調律・保証込みの再生品の店頭価格で、買取額とは別物です。上の額はその売値を買取に換算した目安で、正確な額は型番・年式・状態で要査定です。
イースタインって、どんなピアノ?
1949年、元軍人の松尾新一が「これからは文化を創るんだ」という志のもとに立ち上げた東京ピアノ工業株式会社。本社は東京ですが、ピアノを作っていたのは栃木県宇都宮市の工場です。ブランド名「EASTEIN」は、本社のある東京を意味する「EAST」と、世界的な名門スタインウェイ(Steinway)を連想させる「STEIN」を組み合わせた造語で、高みを目指す姿勢がそのまま名前に出ています。
1960年代はピアノが爆発的に売れた時代でしたが、イースタインは量産に走らず職人の手作業を守り続けました。その結果、良質なピアノとして評価を得ます。ただし経営者交代後に経営が悪化し、1973年に一度倒産。職員主体の「東京ピアノ親和会」として再建を図りましたが、最終的に1990年に廃業しました。アップライトはU型・C型・N型・E型のほか、ドイツ・ブリュートナーの音作りを範としたB型、ウィーンのベーゼンドルファーを範としたT型があり、単なる模倣ではなく独自の技術で原器の音に迫ろうとした姿勢が特徴です。1964年には調律師・杵淵直知が技術顧問として参画するなど、音作りの面でも妥協しなかったメーカーです。手作りメーカーながらグランドも製造したことが、その技術力を物語っています。廃業から35年以上が経った今も、オーバーホール済みの良個体が安価な新品ピアノが買えるほどの値で取引される例がある、というのがイースタインというピアノです。
少しでも高く売るコツ
- 型番と製造番号を伝える … アップライトなら本体上部のふたを開けた内部の金属フレームの刻印で確認できます。U・C・N・E・B・T の型番が伝わると査定がスムーズです
- B型・T型かどうかを確認 … ブリュートナーやベーゼンドルファーを範とした上位機は需要があり、型番だけで安く見られないように
- 「宇都宮の手作りメーカー」と伝える … 廃業ブランドで知名度が低いぶん、希少な手作り個体だと分かる業者ほど評価します。グランドなら特に
イースタインを、いちばん高く売るには
イースタインのようなピアノは、廃業という事実だけで一律に安く見る業者と、手作りの希少価値を知っている業者とでは、査定額がまったく違います。宇都宮の職人仕事の価値や、B型・T型の音作りの背景を知らない業者に当たると、本来の値段が付かず安く買い叩かれてしまうことも。そこでおすすめなのが、ピアノの一括査定を利用すること。お住いの地域で、あなたのイースタインを一番高く買ってくれる業者がすぐに分かりますよ。申込みはネットで数分、連絡はメールでもらえますし、審査を通った信頼できる業者だけに絞られていて利用は無料です。気に入らなければキャンセルも自由ですから、まずは下記リンクより今すぐ確認してみてくださいね。
